魚アラのリサイクル

魚アラ回収 ⇒ 工場での加工

1.魚粉 → 肥料・飼料
2.魚油 → ペットフード等
3.ソリブル → 輸出用肥料等

食品リサイクル法

食品リサイクル法とは

以前は、大量に排出された食品廃棄物は、そのほとんどを焼却または埋立て処分にされていました。
そういった背景から、食品リサイクル法(正式名称「食品循環資源の再生利用時の促進に関する法律」)が施行されました。

食品廃棄物の発生抑制と減量化により最終処分量を減少させ、飼料や肥料などの原材料として再生利用し、食品関連事業者(製造・流通・外食等)による食品循環資源の再生利用を促進することを目的としている法律です。

農林水産省が令和元年7月12日に公表した新たな基本方針では、2024年度(令和6年度)までに業種全体で食品製造業は95%、食品卸売業は75%、食品小売業は60%、外食産業は50%を達成するよう目標が設定されています。

再生利用等とは

  • 発生を抑制する [ 生産や流通過程の工夫、消費のあり方等の見直し ]
  • 再生利用する [ 再資源化できるものは肥料や飼料等への再生利用 ]
  • 減量する [ 廃棄されるものは脱水・乾燥などで処分を容易 ]

食品関連事業者は会社、店舗の規模に関係なく行動しなければなりません。

食品関連事業者とは

  • 食品の製造・加工業者 [ 食品メーカーなど ]
  • 食品の卸売・小売業者 [ 百貨店・スーパー・コンビニエンスストア・八百屋など ]
  • 飲食店及び食事の提供を伴う事業を行う者 [ 食堂・レストラン・ホテル・旅館・結婚式など ]